「法人事業概況説明書」は、会社のプロフィール

個人事業主の方には聞きなれないかもしれませんが、法人税の申告書に添付するものに、「法人事業概況説明書」というものがあります。

 

 

これは、簡単に言うと会社のプロフィールであると考えて差し支えありません。

 

 

抜粋して紹介すると次のような内容を記載して、提出します。

 

 

会社の期末従業員の状況・・・・常勤役員、非常勤役員の数など

 

経理の状況・・・・・・・・・・経理担当者の氏名、消費税の経理方式、課税売上高など

 

主要科目の状況・・・・・・・・売上高、棚卸高、役員報酬、地代家賃、交際費、減価償却

費、現預金、売掛金、建物、借入金などの金額

 

税理士の関与状況・・・・・・・税理士の氏名、連絡先、関与の範囲。例えば、申告書、調

査の立会、税務相談、決算書の作成など。

 

月別の売上高等の状況・・・・・売り上げの月別推移、人件費、仕入、外注費などの月別推

移を記載して、業務の季節性を示します。

 

 

書式自体はA4サイズの紙1枚で、表・裏に記載するもので、コンパクトな様式です。

 

 

 

では、なぜ、「法人事業概況説明書」を提出する必要があるのでしょうか。

 

 

そもそも法人税の申告書は決算書のほか別表の枚数も多く、全部の書類に目を通して法人の全体像を把握するのは時間も労力もかかります。

 

 

しかも業種、業態も多様、かつ規模もまちまちな法人の実態を迅速に把握するには、こうして自らのプロフィールを提出してもらうのが効率的だからです。

 

 

税務署では、この「法人事業概況説明書」を税務調査の際に参考にするので、間違いのないよ

 

うに記載したいものです。

 

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