ベーシック・インカムは勤労意欲を損なうのか?

昨日の夜、NHK・BS放送でベーシック・インカムの海外での取り組みを紹介していました。

 

 

初めから見ていた訳ではないので、少しずれているかもしれませんが、実証実験をしているフィンランド?では、一カ月8万円程度を、対象者を絞って給付するというものです。

 

 

番組で紹介されていた若者は、銀行を退職しデザインの仕事を始めました。

 

 

ベーシック・インカムで家賃分くらいが賄えるので、ずっとやりたかったデザインの仕事に就いたとのことでした。

 

 

この実験に先立ち、実はかなり前に(スェーデン?で)実証実験をしており、その資料が公文書館に残っており、その際のアンケートが番組で紹介されていました。

 

 

 

僕が興味を持っているのは、ベーシック・インカムが実現すると人々の勤労意欲が減退 ➱ 仕事をしなくなる ➱ 結果的に税収が下がる ➱ ベーシック・インカムの財源が無くなる、という負のスパイラルが生じるのではないか、という点でした。

 

 

そのアンケートでは、実際に仕事を辞める(辞めたい)という選択をした人は全体の1%から3%に過ぎないというものでした。

 

 

僕は、そのアンケート結果を知って、どこかほっとしたのです。

 

 

マズローは人間の欲求を5段階あると説明しています。

 

 

衣食住の部分が第一段階で、経済的に安定したいのが第二段階です。

 

 

その先には社会(集団)に所属し、そこから認められたいという、承認欲求が生まれます。

 

 

やはり、ベーシック・インカムだけでは、人間の欲求は満たされないのだな、と合点がいったのです。

 

 

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