住みやすい街ランキングも良いけど、幸福度ランキングを重視したい

イギリスの経済紙エコノミストは、住みやすい街ランキングで、大阪が4位、東京が7位となったと報じています。

 

 

また、これに先立ちエコノミストは、世界の主要都市の安全性を指数化したランキングを公表しましたが、東京が首位となっています。

 

 

この調査は2015年から2年に1度行われており、東京の首位は3回連続です。大阪も3位に入っており、日本の安全性の高さが評価されることになりました。

 

 

日本の都市は質の高い教育や公共医療制度、治安の良さに加え、道路・鉄道などのインフラが高い評価を得たことが、住みやすい街としてこの結果に結びついているようです。

 

 

大阪は特にアジア圏の方から高い評価を得ていると聞いたことがあります。比較対象は東京だと思いますが、東京に比べ、“ take it easy “ の雰囲気が気に入られているのでしょう。

 

 

 

なんば周辺の人込みは歩くのも大変で、こんなに人がどこから来るの?と思いますし、梅田周辺はビジネスマンで賑っています。

 

 

確かに日本の都市部のインフラは充実していますが(上下水道の更新を考えるとそうは言えないのですが)、気になるのは、国別幸福度ランキング(2019年の報告書)では日本は156カ国・地域中58位という結果です。

 

 

幸福度ランキングとは、国連が国別の幸福度ランキングをまとめたもので、各国の1人当たりの国内総生産(GDP)や社会支援、健康寿命、寛容さなどを基準に「幸福度」を数値化し、順位付けするものです。

 

 

 

これらを単純に考えると、日本という国はハード面では充実しているけれど、ソフト面で物足りないという図式が見て取れます。

 

 

ちなみにですが、2019年の報告書で最も幸せな国は2年連続でフィンランドとなっています。

 

 

住みやすい街ランキングで、東京、大阪が上位に入るのは良いことだと思いますが、個人的には幸福度ランキングで上位に入ったほうが住み心地は良いのではないかと思ってしまいました。

 

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