2度目の手術を乗り越えて、錦織はキャリア・ハイに届くか

(写真は東京都中央区亀島川にかかる南高橋)

日本テニス界の至宝である錦織圭が10月22日に日本国内で、故障していた右肘の手術を受けたとマネジメント会社が発表しました。

 

 

もう既にリハビリを開始しており、12月には来季に向けてトレーニングを始めるようです。

 

 

錦織は今年の全仏オープン後から右肘が腫れ、水がたまっていたようです。

 

 

その後の全米オープンでは3回戦で敗退し、そのままシーズンを終了して、手術に臨んだのでした。

 

 

錦織は手術をするのは今回が2回目です。

 

 

最初の手術は2009年です。

 

 

錦織は2007年にプロ転向しましたが、その翌年2月にデルレイビーチ国際テニス選手権で予選から勝ち上がり、決勝で第1シードのジェームズ・ブレークを破り、ツアー初優勝を達成しました。

 

 

プロのスタートとしては上々だったわけですが、その翌年8月に右肘の内視鏡手術を受けています。

 

 

 

その時にリハビリを励ましたのは、あの杉山愛さんのお母さまでした。

 

 

錦織選手の年収は、2018年6月アメリカの『フォーブス』によれば

3,460万ドルでした。1ドル108円とすれば約37億3000万円です。

 

 

ちなみにこれは世界のすべてのプロスポーツ選手の中で35位となります。

 

 

この中には当然ツアーの賞金も含まれますが、スポンサー収入がその何倍もあることでしょう。

 

 

これだけ稼いでいるにもかかわらず、厳しいトレーニングをして海外を転戦するというのは並大抵の根性ではできません。

 

 

食べて行くには十分すぎますし、おカネ持ちゆえ、お金目当てにいろいろな人が集まってきてプレーの妨げになるからです。

 

 

おカネを持っているからこそ、不便な思いをすることもあるでしょうし、嫌な思いもしたと思います。

 

 

だからこそ、彼はテニスで結果を残すことが自分の存在意義と考え、身を削るようなツアーを転戦する生活を選んでいるのでしょう。

 

 

もちろん大人の事情として、試合に出ることがスポンサー契約などで決められているなどもあるでしょうが、本人が自ら選択してプレーしていると確信します。

 

 

おそらく彼はおカネに関してあまり執着していないのではないでしょうか。

 

 

一定額以上のお金を既に得ていれば、更に少しくらい多く稼いでも満足感は高まりません。

 

 

それよりもATP1000やウィンブルドンなどのグランドスラムで優勝するほうが、よほど満足度が高いはずです。

 

 

彼には是非とも世界ランキング4位というキャリア・ハイを超えて、東京五輪で金メダルを獲得することを願っています。

 

 

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