アリババ創業者ジャック・マーの言葉「失敗は宝だ」が胸にしみる

中国の有名な起業家ジャック・マーのメッセージ動画を見ました。

今でこそ、中国いや世界的に成功した起業家として知られていますが、そのスタートは決して恵まれていません。

大学受験に３回失敗、ハーバードに１０回入学を断られ、中国の教師育成大学に不本意ながら入学しています。

就職活動では３０回以上断られ、大学教員として社会人のキャリアをスタートしています。

そんな彼に転機が訪れたのは１９９４年にインターネットに出会ったことからです。

インターネットに大きな可能性を感じながらも、起業もすんなりとはいきませんでした。

３５万円の銀行融資も３カ月を費やしたにもかかわらず、失敗。

投資家３０人から資金を集めようとしたけれども、これも失敗。

その後、どうにか５００万円の融資を得ることが出来、ビジネスを開始しましたが、始めの３年間の収益は１００円にも満たない！とのことでした。（１００万円ではないですよ！）

普通だったら止めてますね。

でも彼は違ったのです。

その支えになったのは、顧客からの感謝の声でした。

「有難う、助かったよ。」、「このビジネスはきっと上手くいくよ」といった励ましが彼のモチベーションだったのです。

彼は言います。家族や友人の言葉に耳を傾けるなと。

この言葉だけだと、誤解を受けるかも知れませんが、彼が言いたいことは「事業に集中し、努力を続ければ何が問題で、どうすれば解決できるかがわかる。」。

だから、無闇に人の言うことに耳を傾けるのではなく、自分の内なる声に耳を傾けるべきなんだ、と。

ジャック・マーに限らず、ビルゲイツ、ジャック・ウェルチ、ウォーレン・バフェットなど事業であれ投資であれ成功し、名を遂げた方は、将来に対して楽観的かつ行動的です。

あれこれ考えるのではなく、行動第一です。もちろん失敗も多くありますが、その失敗から多くを学び成長の種としています。

ジャック・マーは言います。「失敗は宝だ」と。僕もこの考えには１００％同意します。

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