キャッシュの源泉は複数あったほうが良い&来年の抱負
一昔前に流行った一本足打法(王選手ではないですよ、笑)、一つの製品に経営資源を集中して、一挙に業績を上げようという経営スタイルが流行ったことがあります。
ここで念頭に置いているのは色々な製品を作れる家電メーカーですが、ほかの業種でもあてはまります。
サービス業、不動産業、飲食業などなど。
企業規模が大きければ多様化しやすいですが、それでも一本足を選択する会社もあります。
個人でも企業でも、究極の目的は生き残ることです。
そのためには、キャッシュの源泉を複数持ち、リスクを軽減した方が良いのはいうまでもありません。例を挙げると。
同じサービスを提供するにしても、消費者向けか、企業向けかにより区別できます。
また、契約期間は長いか、短いか、或いはスポット対応かによりリスク分散できます。
不動産業であれば、建物賃借と土地貸しでリスク分散できますし、取引相手そのものの業種を分散するといったことが考えられます。
また、守りで言えば、借入返済の期間を長・短に分けることで資金ショート・リスクと金利リスクを平準化できます。
キャッシュがいろいろなチャネルで入ってくる仕組みは、事業主や経営者に安心感をもたらします。おのずと経営判断も安定してくるはずです。
僕がいる税理士業界でも「一人税理士」として活躍している方で、キャッシュの入ってくるチャネルを複数持っている方がいらっしゃいます。
・顧問報酬
・年一回の申告のみ対応
・税務相談
・セミナー(税理士向けのITの効率的使い方、ブログセミナーなど)
・セミナー(事業主向け税務セミナーなど)
・セミナー(経理担当者向け会計セミナーなど)
・記事・本を書く(雑誌、単行本など)
・講演会(セミナーよりもざっくばらんな一般者向け)
・コンサル(銀行融資に特化など)
ざっと上げても、これくらいあります。
一人税理士でこれ位のキャッシュの源泉があれば、安心です。
たった一人でこれ全てというのは無理がありますが、税務・会計のほかにセミナーや執筆を入れるだけでも、幅はかなり広がります。僕も徐々にですが、幅を広げていこうかと思っています。
これが僕の来年の抱負ですね(^^)
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当務所は、 “ 個人事業主、小規模企業の良き伴走者 “ として、すべてのクライアントさまが成長することを支援していきます!!