テニスのデビスカップが2019年から新しいシステムでRe・スタート

テニスのワールドカップである国別団体戦のデビスカップが、2019年から新しい仕組みの下、再出発することになった。

 

 

新しいシステムの概要は次の通り。

 

・2019年から、24ヵ国が2月にホームまたはアウェーで予選ラウンドを戦い、12ヵ国の勝者が決勝トーナメントに進出する。

 

次回予選ラウンドは2019/2/1(金)~2(土)に各対戦の当事国の一方で開催される。

 

・更にそこに、前年度の準決勝進出者4ヵ国、(2018年のデビスカップ準決勝進出国であるフランス、クロアチア、スペイン、アメリカの4ヵ国)を加え、ワイルドカード(主催者推薦)2ヶ国(イギリス;2015年大会の優勝国、アルゼンチン;2016年大会の優勝国)とともに参加が認められることになる。

 

・決勝ラウンドの予選は、3チームからなる6つのグループに分けられ、シングルス2試合、ダブルス1試合によって構成される総当たり戦を行う。

 

・各グループ1位の6ヵ国と、2位の中で成績がよかった2国の代表が、トーナメントによる準々決勝へと駒を進める。

 

・国際テニス連盟(ITF)は、スペインの首都・マドリードにあるカハ・マヒカ・テニスセンターで、2019年と2020年のデビスカップの決勝ラウンドが開催されると発表した。

 

次回決勝ラウンドは、2019/11/18(月)~24(日)に開催されることが発表されている。

 

・日本は、予選ラウンドで、来年2月に中国と広州市(広東オリンピックスポーツセンター)で対戦することが決定している。

 

・予選ラウンドの対戦一覧は、次の通り。

 

ブラジル vs ベルギー、•ウズベキスタン vs セルビア、オーストラリア vs ボスニアヘルツェゴビナ、インド vs イタリア、ドイツ vs ハンガリー、スイス vsロシア、カザフスタン vs ポルトガル、チェコ vs オランダ、コロンビア vs スウェーデン、オーストリア vs チリ、スロバキア vs カナダ

 

 

 

 

今年までのデビスカップは、代表選手4名が選出され、シングルス2試合、ダブルス1試合、シングルス2試合を3日間かけて行い、先に3試合を取った国が勝利となるシステムである。

 

必然的に圧倒的エースがいるチームは、シングルスで2勝を計算できるため、残り3試合のうち一つを勝てれば、勝利を得ることが可能となる。

 

新システムでは、対戦がシングルス2試合、ダブルス1試合から構成されるのは変更ないみたいなので、今年までの試合構成は継承されると考えられる。

 

 

2016年、デ杯 日本対ウクライナ戦の思い出

 

僕は2016年9月にデビスカップ、 ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本対ウクライナ戦を大阪の靭テニスセンターに見に行ったことがある。

 

観戦したのは、初日のシングルス第2試合で、ダニエル太郎vsスタコフスキ

 

西岡良仁vsマルチェンコ戦であった。

 

試合は、7-6 (7-4), 7-6 (7-2), 6-1 で太郎が勝利。

 

 

次の試合も、6-4, 5-7, 6-4, 7-5で西岡が勝利し、日本は初日に2連勝してワールドグループ残留に王手をかけたのであった。

 

 

この日は9月とはいえ、日差しがとても強く、屋外コートでの試合を観戦していると日差しがダイレクトに顔に当たり、残暑で顔が焼けたのを思い出す。

 

座った座席はちょうどベースラインのセンターマーク付近で、向こう側の選手、こちら側の選手の打つボールのコースが良く見える絶好のポジションだった。

 

 

ちょうどtvカメラの視線に近い形で観戦でき、とてもラッキーだった。

 

 

それにしても、この2試合はとてもアツかった。

 

 

会場は99%以上の日本人サポーターとごくわずかのウクライナサポーターで

 

埋め尽くされていた。

 

そんな中で、印象に残っているのが、ウクライナのスタコフスキであった。

 

スタコフスキは、会場の日本100%の熱狂的応援にもかかわらず、常に冷静に淡々とプレイしていた。

 

ポイントを得て会場が静かになっても、失って会場が騒がしくなっても、そんなことは僕には関係ないよと言わんばかりに、冷静に試合を進めることに終始していた。

 

この姿勢はプロだから当たり前にできるかというと、決してそうではないだろう。

 

彼のプレイを見ていて、プロの姿勢を僕は学んだ。

 

 

■今日のつぶやき

 

最近の寒さに対抗しようと、家電量販店で足首から下だけ温めることが出来る家電グッズを買ってきた。

50代半ばになってきて、足の冷えが以前より気になってきた。