ヒトも会社も成長する。成長には痛みも生じる。

家族で始めた事業が軌道に乗って大きくなり、社員を雇うようになると、求められる経営の中身が変わってきます。

 

 

事業開始直後は片手間で経理を奥様がやり、ご主人が事業の陣頭指揮を執るパターンが多いと思います。

 

 

それが事業拡大とともに社員を増強し、それに伴い専任の経理社員を雇い、内部管理全体を任せるようになると社内の雰囲気が変わってきたりします。

 

 

それまでは、どちらかというと「なぁなぁ」で済んでいた手続き(立て替えの清算など)が厳格になったりして、社員がデスクに向かい内向きの仕事をする時間が増えたりします。

 

 

会社が小さい頃は、社長が公私混同?してプライベートの費用を会社のおカネで支払ったりした(もちろん、ダメですよ)のが出来なくなってしまったり。

 

 

奥様が経理の時は融通?を聞かせて、経費にしていたものが、新しい経理担当者では、それも通用しなくなったり(これもダメですね)。

 

 

 

会社が大きくなれば、経営のスタイルも変わらざるを得ないし、別の言い方をすれば会社が変わる良いタイミングであるともいえるのです。

 

 

また、会社がある程度大きくなると、入社してくる社員のバックグランドも変わってきます。

 

 

大手企業勤務の経験ある人が入社してきたりして、それまでのちょっとノンビリしたムードがピリッとした雰囲気に変わったりします。

 

 

仮に経理担当者が大手企業出身であったりしたら、それまでの会社のやり方に大ナタが奮われることもあります。

 

 

当初は、そのやり方にビックリしたり、拒否反応を示す社員もいるでしょうが、社長はそれも会社の成長痛だと割りきって、流れに身を任せた方が良いと思います。

 

 

 

子供が大人になるように、会社も成長します。

 

 

中高生の時にひざ痛で困ったときがありましたが、それが成長痛だと知ったのは20代になってから。

 

 

その時には痛みとしか感じなくても、後から考えると必要のある痛みだったと分かるのです。

 

 

 

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当務所は、 “ 個人事業主、小規模企業の良き伴走者 “ として、すべてのクライアントさまが成長することを支援していきます!!

”全てのよきことが次から次へと、あなたにやってきますように。”