富裕層の行動様式とおカネの使い方とは(後編)

前回は富裕層のうち先代からおカネ持ちであるセグメントのおカネの使い方、考え方を書きましたが、今回は一代で財を築いた富裕層(新興富裕層)のおカネとの付き合い方について書きたいと思います。

 

 

前者の富裕層と後者の富裕層は現在に至る道のりが異なるため、おのずとおカネに対する

スタンスが異なります。

 

新興富裕層にも2パターンがある

 

「一代で財を成す=事業を成功させる」という方程式は今でも健在ですが、厳密に言うと「一代で財を成す=投資で成功する」という方程式も成り立っています。

 

事業で成功した例として、日本ではユニクロの柳井さん(もともと家業が衣料品関係の会社)、ソフトバンクの孫さん、アメリカではザッカーバーグ、ビルゲイツなどの有名人がいます。

 

これは成功者の典型例ですが、資産1億程度の事業成功者であれば有名でない方でもかなり多くの方がいらっしゃると思います。

 

 

 

 

その一方、投資の世界で成功をおさめ富裕層の仲間入りをしている方も多くいらっしゃいます。

 

年初に大きく値を上げた仮想通貨で億り人になった方、アベノミクスの株高政策に乗って株式で大きなリターンを得た方も相当数いると思います。

 

また、日銀の低金利政策のメリットを生かし不動産投資で大きな利益を上げている方も身近に多くいらっしゃいます。

 

 

恐らくですが、柳井さん、孫さんレベルですと事業欲も並外れて強く、既に超・ウルトラ富裕層なので消費意欲とかよりも、自らの事業センスを使ってどう世界を変えていくか、事業をさらに成長させていくかに注力していると思います。

 

事業はおカネ儲けを意識して行うものですが、意識のベクトルは目先の利益というよりも遥かその先に向けているのでしょう。

 

新興富裕層のおカネの使いた方は、おおらか

 

自分自身が稼いで富裕層になった方たちのお金の使い方は、先祖代々の富裕層と比べると大らかだと感じます。

 

自分自身で稼いだのだから自分へのご褒美として、買い物をしたり美味しい食事を頂いたり、海外旅行に出掛けたりと屈託がない気がします。

 

クルマも半年から数年のスパンで買い替えたりと、消費意欲は旺盛です。

 

 

勿論すべての新興富裕層がそうだとは言いませんが、概ねそういう傾向があります。

 

 

よく「おカネのブロック」という言葉を聞きますが、新興富裕層はいい意味でおカネのブロックが外れています。まったく外れているというよりは、緩いという印象です。

 

これは非常に顔が広いある人に聞いた話ですが、おカネを使う人ほどおカネが入ってくる傾向が強いといっていました。

 

非常に興味深い話です。

 

 

【今日のつぶやき】

 

気が付けばもう11月。

 

テニスウェアも冬バージョンに変えないとですね。

 

手首の調子も今一つなので怪我が悪化しないようプレイすることを心掛けます。