東大文Ⅱが文Ⅰを逆転、日本丸の舵は切られた

今朝テレビを見ているとワイドショーで東大文Ⅰが文Ⅱに合格最低点で下回り、東大に異変が起きたと報じています。

 

この「異変」は、法学部は法曹つまり弁護士、検事、裁判官を目指す、または各省にキャリア官僚として入省し国家に奉仕するといった従来の東大文系の価値観が崩れたことを意味しているのだと思います。

 

またこれは単に一大学の変化にとどまらず、我が国のエリートの職業選択の優先順位が変わったことも意味しています。

 

東大OGが、“キャリア官僚になっても報われないと思っているのでは“という趣旨の発言をしていましたが、東大生はそう判断したのでしょう。

 

 

僕の知り合いのお子さんが京都大学経済学部に大震災の年に入学しましたが、その時点で確か京大では経済学部の方が法学部よりも合格者の偏差値(或いは平均点)が高かったと聞いています(現在の状況は分かりませんが)。

 

よく東大は長男、京大は次男と表現されますが、次男の方が行動が素早いと考えればこの逆転現象が京大では既に8年前に起きていたのは興味深い事実ですね。

 

東大のような日本を代表する最高学府の学生の価値観が変わってきているのは、日本を取り巻く環境自体も変わってきているし、それにどう対応していくかが、こうした学部選択に変化をもたらしたのでしょう。

 

それにしても、外資系コンサル、外資系金融がいま人気と何人もの東大生が同じように答えていますが、ターゲットが変わっても向く方向は皆同じなのかと。

 

自分で起業する、或いは世間で今一つ評価されていないことに目を向けてほしいなと個人的に思ったのでした。

 

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