社長は孤独な職業です(続編)

2018.7.31に「社長は孤独な職業です。」という記事を書きましたが、今回はその続編を書いてみたいと思います。

 

 

社長の孤独は,辛いときだけではない

 

 

前回の記事では、取引先、銀行、従業員にも愚痴を言うこともできない社長の孤独について書きましたが、社長が孤独を感じるのは何も業績が芳しくない時だけとは限りません。

 

自分の努力、従業員の頑張りによって業績が上昇気流に乗っているときには、社長も人間ですから、誰かに褒めてもらいたいものです。

 

自分の努力を誰かに認めてもらいたい、業績アップのその喜びを誰かと分かち合いたいと思っても、安易に関係者に話せないことも社長業の辛いところです。

 

 

 

 

 

それでも、自慢話をするのは、やはり難しい

 

 

僕は仕事柄、業績が良く顔をほころばせながら話をする社長と面談することもありますが、自慢話みたいになるので、業績が良くても取引先などにはそうした話はしづらいようです。

 

「うちの業績はいま、絶好調で・・・」などと、うっかり口を滑らそうものなら、後日しれっと今までより少し高い金額の請求書が届くかもしれません(^^;)

 

そうしたことが実際起きるかはもちろん不明ですが、取引先はそうした話を忘れることなく覚えているもので、業績が良いときほど口を慎んだ方が良いみたいです(笑)

 

 

一緒に喜んでくれる人こそ真の友人

 

 

社長業は辛いものですが、本当の友人がいれば、一緒に喜んでくれるでしょう。

 

以前、読んだ書籍で、「嬉しいことがあったときに一緒に喜んでくれる人が真の友人だ」と書いてありました。

 

なるほど、と思いました。

 

人の不幸を一緒に悲しんでくれる人は多いと思います。

 

 

では逆に、自分のステージが上がったとき、自分の長年の希望が成就した時に一緒に喜んでくれる人がどれだけいるでしょうか?

 

そんな嬉しいシーンで、一緒になって喜んでくれる人こそ、真の友人なのです。

 

社長業は確かに孤独な職業ですが、嬉しいことがあったときに一緒に喜んでくれる友人を持てている人は、幸せな社長であると思います。

 

また、そうした喜びを分かち合ってくれる友人を持っている社長は、自らも人の喜びを心から喜ぶことが出来る人なのです。

 

 

■今日のつぶやき

 

 

今日の都心は、昨日までよりは少し暖かいようです。

 

ダウンジャケットを着て歩いていると、汗ばんできました。

 

もうすぐ師走。

 

本当に早いですね!