ヒトは自分を幸せにするのは難しい、だけど他人を幸せにすることが出来る

人間というのは利己的です。はい、僕も利己的なひとりです。

 

 

仕事でいえば、どうすればもっと売り上げを伸ばせるかから始まり、次にどうすれば効率的に仕事を回せるか・利益をだせるかに続き、最後にどうすれば税引き後キャッシュを積み上げられるかに行きつきます。

 

 

当然、キャッシュのことを考えた後は、最初に戻り、さらに売り上げを上げてと際限がありません。欲望にもキリがありません。

 

 

そうです、悩みはループのようにぐるぐる回り、終わりがないのです。

 

 

どうもヒトという動物は自分の利益(仕事だけに限らず)だけを考えるときに、或いは自分自身のことを考えるときに悩みは尽きないようです。

 

 

英語であれば「give&take」、日本語であれば「利他」という言葉があるように、他者のために動くことはまわりまわって本人の利益になるといわれています。

 

本人が行った行為が噂となり、評判を呼び、仕事につながるなどのパターンです。

 

 

実際そうでしょうし、自分もそういう経験をしてきています。また、知人からもそうした話を聞くこともあります。

 

 

 

でも10年位前から、少し考えが変わってきています。

 

 

それは、もともとヒトという動物は、他者との関係性において感謝されることに最も大きな喜びを見出すように設計されているのではないかということです。

 

 

それは、各人の仕事であれ、趣味であれ、家庭であれ、同じではないかと思うのです。

 

 

例えば仕事であれば、「有難う。君がいてくれて助かったよ。仕事頼んで良かった。」最高の誉め言葉です。

 

 

こう言われれば、多少の辛さは吹き飛びます、間違いなく。

 

 

つまり、感謝を受け取った時点で、他者に喜んでもらった時点で既に本人は相手方からリターンを得ているのだと思うのです。

 

 

どうしたら相手に喜んでもらえるか、そうした目線で仕事を進めるのは必要なことと言われますが、実は何よりもそうすることがむしろ相手より本人を救っているのではないかと思うのです。

 

 

表題は、ある教員が病気になったことをきっかけに得られた教訓として述べていたものをお借りいたしました。有難うございます。

 

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