「友達とは季節に咲く花」をどう解釈するか

「楢山節考」などを著した作家の深沢七郎によれば「友達とは季節に咲く花」だという。

人生には人それぞれ季節があり、其の時々に付き合う人間もまた変わっていく。

友達とはそうした季節に咲く花のようだといっています。

 

男の友達とは仕事がらみが多い

 

友達をどう位置づけるかは男性と女性では違うかもしれません。

 

僕は男なので友達を自分の人生でどう位置づけるか、男性目線でしか言えません。

 

そして僕自身、社会に出てからの友達関係は主に職場で形成されてきました。

 

正確には職場の先輩や同僚、後から入ってきた後輩の中でウマが合うやつが友人であった訳です。

 

職場が一緒だった、ということが事実として一番大きい要因と言えるわけです。

 

職場が媒介した人間関係が本当に友人に発展するのかは議論が分かれるところです

が、少なくても同じ職場、組織にいる間は「友人関係」が維持されます。

 

 

お互いに意識していなくても、職場が同じという事実が友人として付き合ったほうが都合が良いと考えていたのかもしれません。

 

そして、男社会における友人とは概ね、職場が同じ或いは取引先など仕事絡みのことが多いでしょう。

 

職場が転勤などで異なったり、転職して組織そのものが異なったりすると友人関係も

フェイドアウトしてしまうことはよくあることです。

 

友人関係も流れにのって

 

 

人間誰でも24時間しかありませんし、その中で仕事をし、睡眠を取るとなると友人

と過ごす時間も限られます。

 

結婚していて妻がいる、子供もいるとなると更にその時間は限られます。

 

人間一人がその時点で付き合える友人関係というのも自ずと制限されると思っていま

す。

 

 

僕も30代までの友人関係と40代の友人関係、現在の友人関係は大きく異なります。

 

その理由はやはり仕事になります。(趣味のテニスから仲良くなった人もいますが)

 

その時々で友人は変わりますが、それでもいいと思っています。

 

寧ろ、無理やり維持しなければならない関係性など、それこそ「ムリ」があります。

 

そうはいっても勿論、昔からの友人で今も友人であり続ける人はいます。

 

それはとても有難い存在です。

 

 

■今日のつぶやき

 

書斎の壁紙を張り替えたので、雰囲気がガラッと変わり気持ちが良いです。

 

少しお金はかかりますが、10年に一度くらい変えると良い気分転換になるかもしれません。