どうなる? 外国人労働者の受け入れ拡大と配偶者の年金受給
日経電子版11.10は、「厚生労働省は外国人労働者の受け入れ拡大に伴い、厚生年金の加入者が扶養する配偶者が保険料を負担せずに年金を受け取る「第3号被保険者」は、日本国内の居住を要件とすることの検討に入る。」と報道した。
健康保険証を使える扶養親族も国内居住者に限定
通常、サラリーマンの奥様を念頭にしたこの「3号被保険者」は、国内居住を前提にした制度と考えるのが普通であるが、今後日本で働く外国人の奥様が日本に住むとは限らないことが、今回の制度改正のきっかけなのでしょう。
今のところ、来年4月からの外国人労働者の受け入れを予定しているようですので、早ければ2019年度中にも国民年金法を改正する予定のようです。
また、年金だけでなく、医療面でも、健康保険証を使える扶養親族を国内居住者に限るよう政府が検討しているようです。
こうすることで、医療と年金の支給要件をそろえる(国内居住)ことで整合性を図るべきだと判断したようです。
外国人労働者のポテンシャルは高い
知り合いの行政書士さんから聞いたのですが、日本に働きに来る外国の方は、優秀な方が多いとのこと。
これからは国境を越えたボーダレスな働き方がより身近になってくると思われるので、国内で仕事をする人も在留外国人と競争する場面が多くなりそうです。
外国人との競争というと今までは、日本人が外国に出向き、その国の土俵で戦うというイメージでしたが、今後は日本にいて普通に仕事をしていても、外国人との競争が起こりうる、そういう時代に入りつつあるのです。
僕も含め、各人がスキルを磨く以外に生き残る策はないように感じています。
■今日のつぶやき
昨夜、ATPツアー・ファイナル1次リーグA組第1戦のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とマリン・チリッチ(クロアチア)の試合をTVで最初の1セットだけだが観戦した。
結果は、7―6、7―6という大接戦でズべレフがチリッチを破ったわけだが、このズべレフという21歳の若者のスター性に目がいって仕方ない。
プレースタイルでは、両手バックハンドを打つ際の膝の柔らかさが素晴らしい。
この筋肉のしなやかさはサーブ、フォアハンドでも当てはまるもので、怪我が少ない選手の特徴であるといえる。
まだ、21歳、長身でグッド・ルッキン。
クールな表情でコート上を走る彼は、次世代のテニス界を引っ張るのに相応しいと思っている。