ふるさと納税で「予祝(よしゅく)」を「予祝」してみた。
以前の記事でも書いたとおり、高知県中土佐町にふるさと納税したのですが、返礼品である伊勢エビが昨日(29日)届きました。
返礼品の伊勢エビで「予祝(よしゅく)」の前祝い
届いた伊勢エビは、大きなのが1匹と小ぶりなのが1匹。
小さいほうは、活きが良過ぎて、手で押さえるのが大変でした。
手で押さえて俎板に載せても、尻尾をばたつかせるので水が四方に飛び散り簡単には下ろさせてくれません。
結局最後は、家にあった焼酎を回し掛け、酔わせてからグッタリしたところで、どうにか下ろすことに成功しました。
家で魚を捌くことがないので、適した包丁がなく下ろすのに苦労しました。
エビの甲羅が思った以上に堅く、普通の家庭用の包丁ではなかなか歯が立たないのです。
それでも何とか大きなほうは蒸して、小さな方はお造りにし、残りは味噌汁にして美味しくいただきました。
やはり道具は大事ですね、何事も。
「予祝」という意味合いでは、本当は31日の夜にエビを頂くのが良いのかもしれませんが、折角生きたエビを贈って頂いたので、活きの良いうちにと「予祝(よしゅく)」の前祝いとして「予祝」の「予祝」を試みたのです(^^)
ふるさと納税は基本料金2,000円のお得な制度
ふるさと納税は所得に応じて控除額に上限がありますが、上限以内であれば2,000円を除き全額が個人住民税から控除され、しかも寄付先の自治体から返礼品が届くという「美味しい制度」です。
例えば、給与収入が1000万円で独身であれば176,000円が上限額となり、2,000円を差し引いた174,000円が確定申告することにより住民税から控除されます。
つまり、年間2,000円の基本料金で美味しい返礼品がもらえて、かつ、翌年の住民税が寄付金扱いで安くなるのは「お買い得」な制度なのです。
そうしたお買い得な制度も、返礼品の豪華さがヒートアップし、返礼率が高すぎると総務省から「指導」が入り、かつてのような豪華さは影を潜めつつあります。
返礼率が3割超の自治体、地場産品以外の返礼品を送る自治体をふるさと納税制度の対象から外し、違反した自治体に対しては寄付金控除を認めない(住民税が安くならない)とする地方税法改正案を来年、国会に提出するようです。
ふるさと納税した方に地場とは何の関係もない旅行券を返礼品としたりするのは、確かに地方経済活性化という趣旨から外れるもので、首をかしげたくなります。
このような事態を受けて思うのは、どのような制度もそうなのですが、制度発足後の初めの段階のほうが、制度を普及させたい政府側の意向もあり「緩めのルール」であることが多いということです。
案外、新しい制度はリスクが低いというのが僕の考えです。
■今日のつぶやき
あさってから新年。
家の掃除をした後、昨年までさぼっていた門松を玄関に飾ってみました。
門松と言っても、竹がない松の枝だけですが、これだけでも良い気分です。
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