テニスの男子プロテニス協会(ATP)にも働き方改革を!!グランドスラムの5セットマッチは必須か?

現在フランス・パリのローランギャロで全仏オープンが開催されています。

 

 

日本の宝である錦織選手の4回戦、ベスト8を賭けた戦いは、錦織選手の2—1リードのまま日没サスペンデッド。

 

 

その続きは今夜行われます。

 

 

錦織選手は現在進行形の試合と前回の戦いの間にわずか1日の休養日しか与えられていません。

 

 

前回の戦いは3-2のフルセットで勝ったものの、4時間半を超えるまさに死闘。

 

 

 

戦った5セットのうち、タイブレークが1セット、最終の5セット目はタイブレークも許されない2ゲーム差をつけるまでの(本当の)死闘を課せられました。

 

 

錦織選手の背は175cm、一方他のトップ10の平均身長は190cmを超えています。

 

 

背が高ければ当然サーブの入る確率は高くなり(特にストレート系のフラットサーブ)、試合を有利に運べます。

 

 

190cm越えのビッグサーバーであれば、サーブ1本で得点を稼げるフリーポイントを得るのも簡単で、かつ、体力消耗も防げて一挙両得です。

 

 

しかし、身長の低い錦織選手には、それが望めません。

 

 

どうしても、1回戦から全力で戦い、体力を消耗させながら勝ち上がるしかないのです。

 

 

僕が錦織びいきなのは自覚していますが、ただ、現在のATPツアーの日程を考えると今のグランドスラム(全仏、全英、全米、全豪)での5セットマッチは如何なものか、つまり3セットマッチにしたほうが選手の怪我防止のためにも、有益ではないかと思うのです。

 

 

 

もともと現行のグランドスラムの5セットマッチが定着した時代は、いまよりも他の大会数はかなり少なかったはず。

 

 

また、特にトッププロともなるとATPのルールにより、出場しなければならない試合数が決まっていて、かなりハードな選手生活を余儀なくされています。

 

 

ATP(男子プロテニス協会)にも、日本流の「働き方改革」を是非とも輸出してもらいたいものです。

 

 

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