バブルのころと新元号に思う
もう今年も残すところあと20日。
今年ほど月日の流れるのを早く感じたことはないかもしれません。
来年5月には新元号
「政府は8日の閣議で、天皇陛下が退位される日を2019年4月30日とする政令を決定した。皇太子さまが翌5月1日に新天皇に即位され、新元号となる。天皇の退位は江戸時代の1817年の光格天皇以来、約200年ぶりで、現行憲法下では初めて。」
(毎日新聞2017年12月8日)
来年5月には皇太子さまが天皇陛下に即位され、元号も変わるという時代の転換点を迎えます。
平成の幕開けをリアルに体験したものとして、平成の30年を知るものとして、とても感慨深いものがあります。
バブルのころの僕を取り巻く世相
社会人3年目が終わるころの1月に平成が幕を開けました。
当時の世相はバブルのピークに向かっている最中で、浮足立っている世の中でした。
日本はこのままの勢いで21世紀を迎え、その勢いは止まることなく未来永劫続き天まで届くと本気で思っていました。(そんなことある訳ないじゃん!)
社会人1年目の銀行に就職したばかりの女性の夏季ボーナスが100万円を超えているとか(都市伝説?)、とにかく威勢が良かったです。
その裏では不良債権が着々と膨れ上がっていたのですが、そんなことは誰も気に留めず、「ただひたすらその場の雰囲気を楽しんでいた」世の中でした。
若い男は皆、肩幅が広がり、ゆったり感のあるダブルのソフトスーツを着ていて
外観だけからは見分けがつかない(笑)。
TVをつければ、お笑い番組全盛で同世代の芸人が暴れまわっていた。
僕はそんな派手な?場面とは無関係に、安い給料で地道に業務に励む毎日を送っていました。
僕は昭和生まれ。
僕の祖母は大正生まれ。
曽祖父は明治生まれ。
僕が小さいころ家族の生年月日を書く際に、明治と書いたときは、遥かかなたの時代と思いましたが、今度は僕がそう思われる番です。
のー天気な友人たち
昭和のバブルのあの時代は「のー天気」で、小難しいことを言う人は少なく、ただ流れに乗ることだけを周りの友人たちは考えていた。
ちゃんとした会社に就職し、出来れば楽な仕事をしてお金をもらい、定年まで勤めるという昭和の価値観そのままの友人たちでした。(自分も大して変わりませんでしたが)
その友人たちもバブル崩壊の荒波をもろに被り、バブル期入社であるが故にあらぬ誹りを受け、上と下から挟み撃ちにあった辛い時期もあったはず。
だけと僕らも、もう50代半ば。
60代以降も働く者もいる(僕は間違いない)と思いますが、セカンドライフというやつをそろそろ本気で考えるお年頃です。
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■今日のつぶやき
喉が乾燥に弱い僕ですが、この寒さにたまらず事務所のエアコンを暖房運転しました。
当然、加湿器のお世話になろうと去年買ったものを取り出して、ONしたのですが、どういう訳か「白い煙」が出てこない。
挙句の果てには水も漏れる。
保証期間は過ぎてるし、あー残念(^^;)
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