個人事業主の確定申告、経費の可否はサクサクと機械的に。

新年に入り、個人事業主の方で税理士に申告を依頼していない方は、そろそろ申告の準備に取り掛からないと、と考えていることでしょう。

 

この確定申告、事業主の方は面倒に思いがちですが、ご自分で出来るのならそれに越したことはありません。

 

事業主が自分で確定申告をするメリット

 

自分で申告をするメリットとして、

 

①自分の事業を改めて見渡すことが出来て、事業の業績を数字で客観視できる。

 

②申告書を自分で作成することで、税金の知識がアップする。

 

③事業の良いところ、悪いところが分かり改善点が浮かびやすい、などが挙げられます。

 

この時期が繁忙期である、申告書作成に時間を費やすならその時間を営業に充てたい、事業に使いたい、といったことであるなら、勿論OKです。

 

迷うことなく税理士に早めに依頼しましょう。

 

申告期限ぎりぎりになって税理士に依頼される方がいらっしゃいますが、双方にとっていいことは何もありませんので、注意しましょう。

 

 

やってはいけない経費の計上

 

自分で申告する、税理士に依頼する、どちらを選択するにせよ必要になるのが領収書です。

 

以下では、やってはいけない経費の計上方法の一部を紹介します。

 

税務署はプロですから、安易な判断から経費にしても、思わぬ落とし穴に落ちる可能性があります。

 

以下は、反面教師としても読んでくださいね。

 

・拾った領収書、もらった領収書

お分かりと思いますが、これはもう犯罪ですね。絶対にやめましょう!

 

・他人が払った分の領収書

飲み会の全員分の領収書 × ですね、もちろん。

事業主の経費になるのはあくまでも自分が支払った分だけですよ。

サラリーマンの友人と飲んだ時など、さらっと領収書をもらい全額経費にするのはやめましょう。

 

まだありますが、これくらいで終わりにします(^^;

 

人間は欲深く、弱いものです。

 

始めはこれ位いいだろうと思い小額から始めるのですが、だんだんとエスカレートするものです。

 

領収書が経費に「なる」、「ならない」は感情を排して機械的に区分けし、サクッと申告を乗り切りましょう。

 

これが経費になると税金がいくら減るとか、考える前にサクサクと領収書を仕分けするのがコツです。

 

■今日のつぶやき

 

今日の都内は寒かった!!

昼間でも気温が全く上がらず、むしろ朝より寒かったほど。

お昼は暖かいものに限ります。

 

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京橋トレジャリー税理士事務所は日本が元気になるように、すべてのクライアントさまが成長することを支援していきます!!

 

”全てのよきことが次から次へと、あなたにやってきますように。”