大阪なおみのコーチ交代は、吉と出るか。
今年1月の全豪オープンで優勝し、昨年の全米オープン優勝からグランドスラム2連勝を飾った大阪なおみ選手。
サーシャコーチとは当然上手くいっているものと思っていたが、二人の関係はグランドスラム優勝のかげに隠れていたが、既に破たんしていたようです。
テニスのトッププロがコーチを代えることは、よくあることです。
確かロジャー・フェデラーも10年以上前の全盛期にコーチを代えたことがありました。
その時のフェデラーは、「自分の調子が悪くなった時にコーチを代えると、その人のせいになってしまう。だから良いときに代えるのが理想だ」とコメントしていたと記憶しています。
確かにサーシャコーチになってから大阪選手のメンタルは成長し、劣勢の試合途中での投げやりな態度もなくなり、コート上ではしぶとくなった印象があります。
大阪選手は既に世界ランク1位なので、この成績を如何にキープしていくのか、いばらの道が待っているように感じます。
成績はこれ以上ない成績であるが、守りに入ってしまうと下位の選手に足元をすくわれてしまいます。
絶えず向上心を持って、技術の研究を怠ることなく、アグレッシブなハートを持ち続けないと陥落してしまう。
世界ランク1位を維持し続けるのは、想像以上に大変なのです。
(個人的には世界ランキングよりも、グランドスラムの優勝の方が価値があると思っていますが。)
恐らく、今まで以上の練習と精神的修養が求められるはずです。
読売巨人軍のV9当時の監督だった川上哲治監督の言葉が蘇ります。
(相当古いですが)
“負けた試合こそが選手を成長させるのに一番いい。勝った試合の後で選手に注意しても、選手は聞く耳を持たないから”
あれだけ強かったチームであっても、やはり問題点はあったのです。
自分の課題に謙虚に向き合い、練習を重ねることでしか、新たなステージの扉は開けません。
大阪選手の更なる飛躍を期待したいですね。
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