大阪なおみ選手は長きにわたり“世界に君臨する”だろう

全豪オープンを制覇し、世界ランキングも１位となった大阪なおみ選手だが、その後まもなくして、サーシャ・バイン氏とのコーチ契約を解消し、世界を再び驚かせました。

大阪選手は大人の考えを持っており、成功に何が必要かも理解している

その件について、大阪選手は、「幸せよりも成功を優先することはない。それが一番の理由」と述べたと報じられている。

これを読んだとき、あぁ、彼女は大人だなと感じました。

全米、全豪と２大会連続でグランドスラム大会を制覇し、ランキングも１位となれば、守りに入ってもおかしくはありません。

手に入れたものが大きすぎるほどなので、それを失わないようにガッチリとガードを固めて、今まで通りにやっていこうと力が入るのが普通だと思います。

しかし、彼女は違いました。

嫌な環境や我慢を強いられる関係性を拒絶することで、自分に居心地の良い場所を確保し、幸福感に包まれ選手生活を送ることを選択しました。

それが例え、成績が落ちるリスクがあったとしても。

彼女には成功よりも自分自身の幸福や誇りが大事という確たる信念があるように感じます。

どんな立派なトロフィーやグランドスラム大会の覇者としての栄誉よりも、自分の価値観を優先させたのです。

コーチを代えるのはリスクがあり、今後紆余曲折が予想されますし、それに伴い成績もしばらく安定しないかもしれません。

しかし、彼女には「自分>成績」という、しっかりした価値観があるので、長期的に見れば、非常に良い選択をしたと思っています。

何故なら、グランドスラムのトロフィーより、自分の誇りの方が価値があると言い切っている（僕にはそう読み取れるのです）彼女には、いかなるタイトルを前にしてもプレッシャーは他者よりも少ないと思うからです。

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”全てのよきことが次から次へと、あなたにやってきますように。”