小学校の英語必修化も良いけど、簿記のほうがもっと役に立つのでは。
文科省が2020年度からの小学校での英語必修化を決めたようです。
詳しくは文科省HP・「今後の英語教育の改善・充実方策について 報告~グローバル化に対応した英語教育改革の五つの提言~」に書かれています。(長すぎて読む気がしませんが)
また、小学校での英語必修化とともにプログラミング教育も併せて必修とするようです。
個人的にはプログラミングはありかなと思いますが、英語は下記の理由から、別に中学からでいいのではないかと思うのです。
・中学から英語を学んでいても英語を喋れない人が殆ど。
・英語よりも国語教育をしっかりやったほうが、他の勉強にも役立つ。
・教える教員が英語を喋れない。
新たに科目を増やすのなら、僕は簿記を加えたほうが、子供たちの将来に間違いなく役に立つと思うのです。
(小学校からでないにしても、中学校からでもよいと思うのですが)
なぜなら、簿記を学習することで、取引には常に2面性があることを理解できるようになるからです。
例えば、建物を買えばリッチになった気がしますが、その半面で現金が減る、または、借金が増えることになります。
仕訳では、
建物 100 / 現預金(借入金) 100
そしてこの借入を返済していくには、利息を支払わなければならないことも併せて学べます。
支払利息 3 / 現預金 3
こうしたビジネスの流れを小さいときから学んでいれば、社会人になってから間違いなく役に立ちます。
物事には紙の裏表のように2つの事象があり、両方が事実として存在することを理解できるようになるのです。
その2つの事実を理解したうえで意思決定できるようになると、その知識はビジネスだけでなく、幅広く社会で応用できます。
資本主義のルールで生きる日本人には、簿記ほど役に立つ科目はないのではないでしょうか。
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