儲けることとは、自分のコミュニティを作ること。

税理士として独立開業したものの、マーケティングつまり営業をどうしたものか、ずっと考えていました。

 

経営者交流会に出てみました

 

僕と同じ開業税理士でも、営業(経営者交流会などで名刺配り)はやらない、HPからの集客に絞っている方も多くいらっしゃいます。

 

 

HPからの集客は、実質的にブログ経由だったり、HPに乗せている税務記事からということが多くなります。

 

 

僕は最近、2つの経営者交流会に連続して参加しました。

 

 

目的は言うまでもなく、自分の仕事をアピールするためです。

 

 

経営者の方と話すのは刺激的でとても勉強になります。時間があっという間に過ぎてしまいました。

 

ただ、自分をぐいぐいと押し出す、プッシュ型営業の限界も感じます。

 

出来る人は、人を引っ張るプル型営業が得意なんですね。

 

 

今回は、そこで知り合った方が主宰されている、マーケティングセミナーに参加したりと、当初とは違う方向に行ったりしています。

 

 

それはそれで、アリだとは思います。

 

 

何事も決めつけてはいけませんので・・・・。

セルフブランディングのセミナーに出席

 

経営者交流会の流れとは別に、セルフブランディングのセミナーに数回連続して参加しています。

 

 

これは、面白いです!!

 

 

まず、ゲストが個性豊かです。

 

 

ゲストの方が書いた本を読んでも、セルフブランディングの考え方を身に着けることは可能かと思いますが、僕は、人の話をダイレクトに聞くほうがタメになると考えるタイプです。

 

 

ゲストの方が喋ったことを本で読むのと実際に聞くのとでは、インプットの印象、残り方が違います。

 

 

話し方の強弱、声色、顔の表情、ジェスチャーなどで、おのずとその方が何を強調したいのか、分かるからです。

 

 

なので、席は一番前に座っています。

 

 

今、日本人の就業意識は大きな変革期にあります。

 

 

いわゆる働き方改革で、大企業を中心に「残業が当たり前」から、「残業はよくない」になっています。

 

 

少し前には、美徳とされた長時間労働が、企業の罪悪であるかのごとく、価値観が激変しているのです。

 

 

そうした社会の変化を考えると、「起業」と「副業」が社会の中で急速に増加していくように感じます。

 

 

日本人の就業意識の源であった終身雇用はすでに崩壊していますが、今後は1つの会社だけに勤める「単業」の雇用形態も崩壊し、「副業」または「並業」、そして「起業」にシフトしていく人が増加していくと考えられます。

 

 

その時に、必要なのが、セルフブランディングという概念です。

 

 

自分をネットの中でどうやって尖らせるか、存在感を出せるかが肝になります。そのためには、自分の得意なことを徹底的に磨き上げる、そして、自分の熱心なファンのコミュニティを作り上げることが重要となります。

 

儲けることとは、自分の熱烈なファンのコミュニティを作ること

 

ある人が言っていました。

 

 

「儲」けるを分解すると、「信者」であると。

 

 

確かに、すごい漢字ですね、これは。

 

 

でも、よくよく考えると当たっていますよね。

 

 

僕は15年以上同じ美容室に通っていますが、現在の担当者さんが別の美容室に移ったら、僕も美容室を変えてその担当者さんを追いかける可能性大です。

 

 

もともと、その美容室が気に入って通っているわけではなく、その担当者さんとウマが合うから、長年通っているわけですから。

 

 

僕はその担当者さんのお得意さんであり、別の言い方をすると信者な訳です。

 

 

ですから、セルフブランディングでは、熱心なコミュニティを作ることが必須なわけです。

 

 

念のために言うと、ここでのセルフブランディングとは、ビジネス向けのものを指します。趣味でやるならば、自分の好きにやればいいのですから…。

 

 

【今日のつぶやき】

最近急に寒くなってきました。

今までは、夜寝る時は暑くて窓を少し開けていたのですが、今ではしっかり閉めて

寝ています。

我が家のチャトラも、座布団カバーの中にすっぽりと入り、温かくして寝ています。

 

わが愛猫の兄弟と思しき半野良の茶色と白のツートン、通称「茶シロ」は、我が家の軒下で雨をしのいでいます。

 

先日までの猛熱波とこの寒さ、外を徘徊するネコちゃんには辛い環境です。