経費を多く計上できれば、それで良いのか?
よく経営者、事業主から聞かれるのが、「これって経費になりますか」という質問。
経費になるか否かは、事業性で判断しましょう
経費になるか、ならないかの判断は、事業に関係があるか否かが最も重要です。
金額の大小よりも事業性があるか否かのほうが大切です。
平日に事業をされていて土日が休みの会社であれば、日曜日のファミレスの領収書、午前9時とか印字されていれば・・??・・・。
実際に取引先との会談をファミレスで行った、であれば問題ないのでしょう…。
経費の大小と業績の関係は、反比例??
様々な業種、規模の事業者、企業が世の中にはありますが、どうもこの経費になるか、ならないか、という拘りは業績と反比例しているのではないかと感じます。
同じ業種、同規模の企業であっても領収書の枚数、金額に随分と開きがある場合があります。
税金を安くしたいのは分かりますが、業績の良い会社、雰囲気の明るい会社の社長さんは経費になるか否かにあまり強い関心を示しません。
勿論、大きな投資をした場合や大幅に黒字化して税負担が重くなる時など、全く考えない訳ではありませんが、比較的税金については大らかに考えている印象です。
これは、細かい経費について拘るくらいなら、正業にその分集中した方が業績は良くなる。
つまり、税金を少なくするようにあれこれ手を尽くすよりも、業績を上げて税金を払いキャッシュを積み上げたほうが得である、ということをよく理解しているからだと思います。
また、そういう考えだから業績も良く、キャッシュにも余裕があるからこそ税金の支払いについても割り切っている、といえます。
領収書の枚数と会社の業績は反比例するというのが広く世の中に通用する「説」なのか、これからも注意して検証していきたいと思います。
業績の良い社長さんの財布の中は、スッキリ
また、業績の良い社長、富裕層の方は、カードの類を沢山所持していないことが
多いです。(これはあくまでも僕の印象です。)
財布の中にあるのは、クレジットカードだと2枚、多くても3枚、銀行キャッシュカードは1枚といった具合。
カード会社から営業のDMなど攻勢を受けていると思いますが、「今、申し込むと×××マイルが付与されます」といった営業トークには関心を示しません。
カードをたくさん持っていると管理が大変になるから、少しくらい得をしたとしてもカードが増えるのは嫌だと仰います。
普段から様々な意思決定を余儀なくされているはずで、身の回りのことくらいは些細なことに惑わされることなく、フットワークを軽くしたいと考えているようです。
どうも目先の利益とは別に、自分が快適と思う環境、煩わしくない方法を選択するようです。
■今日のつぶやき
昨日の都内は正午ごろから急激な雨。
最近よく行く中華屋さんに1時過ぎに行きましたが、お客さんの顔ぶれがいつもとかなり違うような。(気のせいかな・・・)
雨の影響で人の導線が変わったのかな、と。