「勉強」、「仕事」、「遊び」は分断されている訳ではない

日本に生まれれば小学校・中学校は義務教育で、多くの人がそのあとに高校・大学と進学します。

 

 

僕の場合は、そのあと更に大学院にまで通っています。とりわけ勉強が好きで大学院まで行ったという訳ではなく、官庁で身にまとってしまった垢を落とすことに加え、ビジネスマインドを身につけようというのが大きな目的でした。

 

 

学部ではほとんど勉強をしなかったので、20歳を超えてまとまった勉強をしたのは大学院時代と税理士試験になります。もちろん、税理士になってからも継続的に自学自習をしているのは言うまでもありませんが。

 

 

■勉強は、どこか仕事と似ている

 

 

大学院時代には多くのレポート、試験などをこなさなければならず、かなり負荷の掛かった2年間を過ごしました。

 

 

レポートを書いていて思ったのは、「これは勉強だけれど、仕事と変わらないな」

という感覚でした。

 

 

「〆切がある」、「テーマも決まっている」、「分量もある程度指定される」となれば、ちょっとした社内レポート或いは原稿の執筆に近いものを感じていました。

 

そうしたレポートを5本~8本くらい同時並行で書くのはかなり大変で、プレッシャーも感じざるを得ませんでした。

 

 

そういう状況になると、20歳前後の学部学生が感じるプレッシャーとは違い、30代であった自分は、仕事のプレッシャーに近いものを感じていました。

 

 

単位を落とすとその分を来期補填して受講しなければならない、そうすると今までの努力が無駄になっ

てしまう。

 

 

 

 

仮に単位を取得しても、BとかCであれば、指導教授に対して面目が立たない。特に金融系(金融機関経営、金融工学など)や経済系の科目(ミクロ経済学、マクロ経済学)でAまたはA+(上位10%だけ)を取らないと、雰囲気が悪くなるといった心配もあったのです。

 

 

そして、「これは勉強だけれど、仕事と変わらないな」という感覚にとらわれたのです。

 

 

■遊びは遊びで大変

 

 

僕の趣味、遊びはテニスくらいですが、これはこれで大変です。

 

 

・土日にプレイしているので、土日に他のことがあまりできない。

 

・日曜日は朝5時30分(1月はまだ真っ暗)に起床して、テニスに出掛けている。

 

・ただ、プレイすればいいのではなく、考えてプレイしないと上手くならない。

 

・いい加減にプレイしていると怪我をする。下手になる。

 

・テニスをプレイする前日と当日はお酒を飲まない

 

ざっと上げるとこれ位ですが、他の趣味でもいざやろうとすると大変だったり

します。

 

 

 

遊びだから楽(ラク)ということは無く、遊びだからむしろ大変なこともある訳です。

 

 

ただ、大変といってもその程度なので、楽しみを考えると大したことはありません。

 

 

■仕事が大事なのは言うまでもないですが

 

 

仕事はもちろん対価を頂いているので、大事であるのは言うまでもありませんが、仕事だけを考えていると味気ない、つまらない生き方になる恐れがあります。

 

 

10年後、20年後と今とでは、気力も違うでしょうし、環境も違っているかもしれません。

 

 

今の環境で遊びを充実させる、ということを考えないと、この先何時までも遊びを充実できないことになりかねません。仕事と遊びのバランスは絶えずチェックしておきたいところです。

 

 

■つぶやき

 

 

最近、またキャンプに行きたくなってきました。

 

きっかけは昨年末までTV放送していた「一人キャンプ、食って寝る」を見たからです。

 

子供が小さいときは、茨城の海岸近くのキャンプ場や山の中によく出かけました。

 

慣れないテントの設営、火おこし、料理と、遊びとはいえ、なかなか大変でしたが、楽しい思い出です。

 

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