個人事業主の味方「小規模企業共済」って知ってますか?
フリーランス、事業主の方も老後が心配、確かな保証があったほうが良いと考える方も多いです。
サラリーマンのように退職金もないしと嘆くかもしれませんが・・・・でもあるんです。
もちろん、自分で用意する退職金ですが。
それが、「小規模企業共済」です。
この「小規模企業共済」を簡単に言うと「事業主のための退職金制度」といえます。
この制度のメリットは4つ。
1、支払う掛金が「全額所得控除」となるため、税額が低くなる。
自分で自分のために掛けている金額がそのまま所得から控除されるのは、お得感があります。
ある意味、自分の口座に積み立て貯蓄しているのと同様なことをしているのに、税額が低くなる訳ですが、意外に知らない方も多いのです。
2、支払った掛け金に応じて借り入れをすることもできる。
感染症の蔓延などや不測の事態に遭遇しても、資金繰り対策として有効です。
もちろん現在のような不測の事態は経験したくはないのですが、それでもやはり準備だけはしておいたほうが良いという訳です。
楽観的に考えて行動するのは大切なのですが、その裏付けとなるディフェンスも重視する必要があるということです。
大事なのは攻守のバランスです。
3、将来受け取りが可能な共済金については、「退職所得控除」が適用できる。
つまり掛け金を支払う段階で所得控除が出来て、実際に受け取る時も「退職所得控除」という所得控除が適用できるわけです。入口と出口の両方で控除があるのは魅力的です。
4、共済金の受け取りは、支払った以上の金額が原則支払われる。
掛け金が所得控除されても、退職金に当たる共済金について退職所得控除が適用できても、肝心の共済金自体が支払った掛け金以上のものでないと意味はありません。
でも、原則として、支払った掛金以上の金額が、将来において共済金として受け取ることが可能です。
しかし、当然ながら例外があります。
事業を廃止する、または万一のことがあった場合など事業主の都合で解約をするときは、受け取り可能な共済金が「元本割れ」をする場合があります。
また、事業主の都合による解約でありがちなのが、「掛金の金額を大きくし過ぎて途中解約せざるを得ない」パターンです。
将来を考えるのも大切ですが、無理のない範囲での掛け金とするよう心掛けたいところです。
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当務所は、 “ 個人事業主、小規模企業の良き伴走者 “ として、すべてのクライアントさまが成長することを支援していきます!!