確定申告のコツ「もし間違いに気づいたら、3月15日までに訂正申告を」
今日は3月11日。
確定申告の〆切は15日なので、実質あと4日(ただいま、午後5時)。
既に確定申告を済ませて一安心の事業主の方。
改めて申告書を見てみたら、「あっ、1月に入金あった分が去年の売り上から漏れてる。」
「生命保険の控除を忘れていた」、「経費になるはずの請求書が後から出てきた」・・・。
あー、どうしよう。もう、申告書出しちゃったし、諦めるしかないか。
税金が本当はもっと安くなる(或いは高くなる)のに、仕方ないか(^^;)
でも、大丈夫。
申告書を出してしまった後でも、3月15日までなら今までの書式でそのまま正しい数字を入れて再提出(訂正申告)すればOKです。
たとえが相応しいか分かりませんが、例えばワード、エクセルを編集しなおして上書き保存するのと同じイメージです。
後から提出した申告書が正しいものとして受理されるので、事業主はその後に新たなアクションを起こす必要はありません。
こうした対応も電子申告にしていると楽ですね。
□今日のつぶやき
今日とある税務署に出かけてきましたが、確定申告書の受付は2パターンありました。
一つは税務職員の相談を受けながら申告書を作成するコーナー。
もう一つは、出来た申告書を提出するだけのコーナー。
申告書の受け付けも今週金曜日までなので、前者のコーナーは長蛇の列でした。
申告の内容はあれだけの人が並んでいるので多岐にわたるのでしょうが、これだけの税務に対する需要があるのを目にすると「税理士がやれることはまだまだあるな」、と感じました。
また、税務署の職員が紙で申告書を提出している方にID・パスワード方式のE-TAXでの電子申告を熱心に進めているのが印象的でした。
初めは面倒でも、電子申告の方が後々便利ではあります。
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