10年後の自分から見たら、今の自分は10歳若い。

タイトルを見て何を書いているの?と思う方もいるでしょう。

 

言葉通り読めば、当たり前すぎて小学生でも(否、幼稚園児でも)分かるかも知れません。

 

でも、ちょっと思い出話にお付き合いください。

 

かつて働いていたベンチャーの社長の言葉が胸に刺さる

 

以前働いていた再生医療系ベンチャーの社長に言われたことがあります。

 

それは今後の人生をどうしていくか、という人生論的な話をしているときでした。

 

どういう話の成り行きかは忘れましたが、

 

「岡田さん、税理士はどうですか?」社長に聞かれました。

 

 

その時「もう僕は、40歳を超えてますよ、あと10歳若ければ考えても良いで

すけど」と答えたのですが、社長は「岡田さん、10年経っても、きっと同じ

こと言ってますよ」と返してきました。

 

僕は「うーん」と唸ってしまいました。

 

この社長からは、本当に多くのものを学びました。

 

前例、常識にとらわれない仕事の進め方、枠をはめない仕事の作り方、とにかく進んでいく突破力などです。

 

僕はそこで経理、財務の責任者として勤務していたのですが、一般的な経理に加え、総務的な仕事、社会保険、銀行関係、ストックオプションの登記までしていました。

 

要は、何でも屋だったわけです。

 

結局はその人の人生なので、自分で決めるしかない

 

その後、この時の社長の言葉は自分の中で「発酵」し、「熟成」していきました。

 

その数年後には税理士にチャレンジしていたわけですから。

 

勿論、その社長の言葉だけで税理士を目指したわけではないのですが、「きっと10年たっても同じこと言ってますよ」という言葉はとても印象に残っていて、その後の受験生活のさなかに時折、胸に去来したのです。

 

10年後の自分から見たら今の自分は10歳確実に若いし、仮に今から10年後に同じ見方をしたら、その時の自分は、やはり10歳若いのです。

 

結局、年齢というのは比較の問題でしかなく、絶対的な基準ではないということを理解したのです。

 

そして、偶然ですが10年後には、本当にその社長とともに開業の祝杯を挙げることが出来たのです。

 

なかなか結果が出ずに、もう辞めようかと思ったこともあり、また、こういう日が来るとは思ってもみなかったので、本当に登録して良かったと感激した瞬間でした。

 

 

 

何かを始めるときに年齢を理由に躊躇する人が多いのも事実です。

 

でも、それは当然な話です。

 

「チャレンジ=正当」、「チャレンジしない=リスクを取らない」という見方もありますが、家族がいて、とりあえずは食べていけているその状況を簡単に変える訳にはいきません。

 

ですから、僕はチャレンジしない勇気もアリだと思っています。

 

 

現状を変えるのは勇気が要りますし、チャレンジしたとしても成功する保証は何処にもないのですから。

 

また、税理士試験で言えば、試験勉強にも大きな負荷が掛かりますし、多くを犠牲にしてそのチャレンジのために時間(10年はザラ)を捻出するわけです。

 

友人から飲みに誘われても殆どを断ることになりますし、自分の楽しみの趣味に費やすことが出来たであろう多くの時間をそのチャレンジに投資することになるからです。

 

それでも、資格試験に限らず、起業など、どうしてもやりたいことであれば、挑戦するのもアリだと思います。

 

やりたいこと、挑戦したいことをやらないでいると、次のステージにまっすぐ進むことが出来ないと思うからです。

 

とりあえずやってみて、「自分への落とし前」をきっちり着けることさえ出来れば、成功しようがその反対であろうが、そんなことに関係なく、大手を振って大道のど真ん中を歩いて行けるのだと思います。

 

人は成功から多くを得ることもできますが、実は、失敗からも多くを学ぶことが出来ると思っています。

 

但し、最低限のセーフティネットと家族の理解は不可欠ですが。

 

 

■今日のつぶやき

 

もう、かれこれ5年は使っているアイホン5Sを買い替えようとデータのバックアップをしました。

 

写真も3000枚以上撮影していたのは、驚きです。

 

ただの写真付き携帯電話と思っていたアイホンも5G世代に移行するのも時間の問題。

 

IOT時代の本格的幕開け、顔認証の精緻化で我々の生活は、10年後にどうなっているのでしょうか。

 

怖いような、便利で楽しみなような・・・・。

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京橋トレジャリー税理士事務所は日本が元気になるように、すべてのクライアントさまが成長することを支援していきます!!

 

”全てのよきことが次から次へと、あなたにやってきますように。”