Tリーグが盛り上がるのは、まだまだこれから
先週末にプロ卓球リーグ・Tリーグの公式戦、琉球アスティーダVS木下マイスター東京戦を見に行きました。
試合会場は立川駅から多摩モレールに乗り換え、2つ目の駅・立飛駅で下車。
会場の立川立飛アリーナは、立飛駅から徒歩1分で本当に駅の真ん前にあり駅からのアクセスは良好です。
僕が応援しているのはもちろん琉球アスティーダです。
とあるご縁で応援することになったのですが、沖縄をホームとするこのチームは、台湾、韓国選手も在籍する国際色豊かなチームです。
肝心の試合結果ですが、残念ながら1-3で負けてしまいました。
しかし、個々の試合を見ると決して完敗ということはなく見ごたえのある試合が続きました。
圧巻だったのは、第3試合のチュ・セヒョク選手VS水谷 隼選手の試合でした。水谷選手といえば、リオ・オリンピックで男女通じてシングルスで初のメダル(銅メダル)を獲得している、僕でも知っている卓球界のスターです。
その水谷選手(世界ランク10位台)に世界ランクは保持していないものの、世界一のカットマンの異名を持つチュ・セヒョク選手が勝ってしまったのです。
これには、ちょっと驚きました。
でも、これがプロ卓球の世界。その時点でランクなど関係なく、強いものが勝つのです。
打って打って打ちまくる豪打の水谷選手と、拾って拾ってスライスで粘るチュ・セヒョク選手の試合は卓球の駆け引きを連想させる良い試合でした。
豪快にスマッシュを決めに係る水谷選手が打った球が、強烈に逆回転しながら、しかもゆっくりと返球される度に会場にはどよめきが・・・・。
■Tリーグは時短化を目指して、様々な試みをしている
見ていて感じたのは、試合時間を短くするために様々な試みをTリーグがしていることです。
・ボールボーイ(ガール)がいて、試合中に遠くに飛んだボールを選手の代わりにとりに行く。
・リーグ戦はダブルス1試合、シングルス3試合で構成されるが、ダブルスは2ゲーム先取、シングルスは3ゲーム先取で勝敗が決まり、各ゲームではデュースがない。11ポイント先取した方がゲームを勝利する。
(ただし、各試合の最終ゲームでは、従来どおりデュースありとし、2点差がつくまで争われる。)
・各試合の最終ゲームは6-6からスタートする。
・第4試合終了時に2-2(同点)の場合、ビクトリーマッチを行う。
ビクトリーマッチは1ゲーム(11ポイント)のみで、ビクトリーマッチについては、従来どおりデュースありとし、2点差がつくまで争われる。
■試合の時短化はJリーグやプロ野球を意識したもの?
最近のスポーツ界は各種目ともプロ化が一挙に進み、種目間の戦いが始まっている感があります。
伝統的なプロ野球、サッカーのJリーグ、バスケット、一部ではマラソンまで。
アマチュア・スポーツの誇りといったイメージが強いラグビーでさえ、2021年秋から新たなプロリーグを作る構想があるようです。
ここまでプロ化が進むとどうしても、少子化の日本ですから観客をいかに獲得するかが焦点になってきます。
そこで、夜に試合があるTリーグでは試合終了の時間がある程度読めるよう、時短化に取り組んでいるのだと思います。
調べたところ、Tリーグの1試合の平均時間は2時間とちょっとです。
これくらいの時間であれば、小学校高学年なら集中して見ることが出来ますし、試合終了が遅くなり、帰りの心配をすることもなくなります。
■Tリーグの盛り上がりは、これからが本番
ご存知のように来年には東京でオリンピックが開催されます。
中にはTリーグ所属の選手が母国の代表として、オリンピックに参加する場面も見られるでしょう。
もちろん開催国の日本では既に多くの若手が男女ともに力を急速につけてきており、団体優勝、個人での優勝も視野に入ってきています。
もし仮に団体であの卓球大国に勝って優勝すること(その可能性はかなり高いと思っていますが)があれば、一気にTリーグの人気は沸騰するでしょう。
最近では、中学の部活動でも卓球部の人気がかなり高いと聞いています。
Tリーグチームのスポンサーになるのであれば、今が狙い目だよね、と思ってしまいました。
■今日のつぶやき
試合会場の観客席で、琉球アスティーダの早川社長が通りかかるのを見かけ、失礼ながら足をポンポンと叩いたところ、「あー、岡田先生」と素早く一瞬で反応されました。
あれだけの観客がいる中で、まだ3回程度しかお会いしていない僕の顔を瞬時に識別するのは凄いですね。
AI顔認識も、顔負けです(笑)
*******************************
当務所は、 “ 個人事業主、小規模企業の良き伴走者 “ として、すべてのクライアントさまが成長することを支援していきます!!