TVK(テレビ神奈川)で放映中の「プロハンター」が面白い。
最近知ったのですが、TVKで「プロハンター」を再放送(2019.8/28から月~木曜日 22:00~22:55 )しています。
数カ月前には、蔦屋でこの番組を借りられないかネットでチェックしたこともありましたが、在庫なしということで諦めていたのです。
この番組、探偵ものの系譜の中では、あの松田優作が出演した「探偵物語」と舘ひろしと柴田恭兵のコンビが活躍する「あぶない刑事」を繋ぐ番組で、舞台はやはり横浜です。主演は藤竜也、相棒は草刈正雄で、二人とも「私立探偵」という設定です。
そんなテレビ番組の系譜など意識しなかったですが、昨夜の番組では駆け出しの柴田恭兵、風間杜夫も出演しており、見ていてワクワクしていました。
当時余り認知されていなかったスカッシュをエンドロールで、藤竜也がプレイしているのに憧れました。
そのすぐ近くで脱力してリンゴをかじりながら、眺めている草刈正雄のしぐさも印象に残っています。
もともとこの『プロハンター』は、日本テレビ系列で1981年4月7日から9月22日まで(21:00 – 21:54)全25話が放送されました。(ウィキペディア参照)
初めて番組を見たのは、改めて計算してみると僕が18才の時です。
僕の中では、放送は20才ころかなと思っていましたが、ちょっとだけずれていました。
また、何よりも深夜番組(0時ごろ)だったと記憶していたのですが、
21時からの放送だったのですね。意外でした。
当時、高校を卒業したばかりの好奇心旺盛な僕には、横浜を舞台にしたこのドラマが妙に新鮮で、心に響いたのです。
藤竜也が着ている黄色いアウターの背に「YOKOHAMA My Soul Town」と書かれているのが目に焼き付いています。
将来に対する漠然とした不安、何をしたらいいのかさえ分からない不安定な気持ち、有り余る体力と時間の中で、この「プロハンター」の中の二人の私立探偵は僕に「何だっていいんだよ」と言ってくれているようで嬉しかったのです。
もともと僕は組織に属するよりは、フリーランスまたは小規模企業の経営者に向いていると感じていました。
周りの人間に根回しをして、意見を調整するよりは「自分で判断して、自分で実行し、その果実と責任を自分で受け取る」という分かり易い仕事の仕方が、自分には合っていると思っていたからです。
当時見た「プロハンター」で生き生きと暴れまくる二人の私立探偵は、フリーランスなので周囲との調整は基本的に関係ありません。
今気づいたのですが、自由でしがらみなく生きるこの番組の中の二人は、18才の僕の憧れを演じている「プロトタイプ」だったのかも知れません。
それが今の税理士という職業に続いているのを感じます。
残りは、9話しかありませんが、ビデオに録画して楽しみたいと思います。
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